〈パリの思い出 -2- 〉
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感謝
2026.02.19
日が経つとあんなにも鮮明だったパリの街並みが段々と薄れつつある。。
記憶とはそういうものだと知っているけれど、なんだか淋しいので書き留めておこうと思う。
パリについて2日目だったか。
パリ中央部6区、サン=ジェルマン=デ=プレ地区にある
パリで最古の教会として知られるサンジェルマン デ プレ教会へ。
教会の中に一歩踏み入れるだけで空気が変わり、ぞわぞわと鳥肌が立つような感覚に包まれる。
その美しい姿とは裏腹にきっぱりとした厳しさを伴った世界があった。
目には見えないけれど、黒い修道服(ハビット)を着用して、
修道士の列がそろそろと続いているのが見えた気がした。
そうなると、もう初めて来た気がしないのだから不思議なもので…
パイプオルガンの美しい音色は、空間そのものを震わせながら広がっていく。
そして、ステンドグラスを通った日の光は、色のついた粒のようにキラキラときらめいて。
視覚よりも身体感覚の記憶 に深く刻まれた。
また、ここに来ようと思った。
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